どせいです。
記念すべき第一回ヘッドホンレビューは
ゼンハイザーのベストセラーヘッドホンHD598CSを紹介します。
ゼンハイザーのHD59*シリーズは同社で最も人気のある定番シリーズです。
音のバランスが良く、原音忠実かつ高音質なので、誰にでも勧められる機種になります。
装着感も良好なので、長時間使用しても辛くないのも◎です!
型番が似ているゼンハイザーのHD598との違いは何だろう?
と思う人もいると思いますが、
HD598CS →密閉型ヘッドホン
というようにハウジング(耳当ての部分)の構造が開放型か密閉型かの違いになります。
いずれもドライバはほぼ共通のため音質はほぼ同等ですが、
HD598CSは密閉型のため遮音性が高くなっており、低音の響きがやや豊かです。(一方高音は音の抜けに優れるHD598の方がやや優れます)
アマゾンレビュー等を見ると、FPS等で細かい音も拾いたいユーザーは遮音性を重視するため、ゲーミング用途にも使われるようです。
【(参考)HD599について】
HD598にはHD599という後継機種があります。後継機ですが、実態はマイナーチェンジという感じで付属品等が異なるだけで音質に大きな差はないと言われています。
HD599も開放型なのでHD59*シリーズの密閉型はHD598CSのみと覚えておけばOKです。
◆SENNHEISER HD 598のスペック
メーカ:SENNHEISER ゼンハイザー
タイプ:ダイナミック密閉型
重量:334g
参考価格:19000円
インピーダンス:23Ω
コード長:3.0m(マイク付き1.2mケーブル付属)
◆SENNHEISER HD 598 レビュー
音質 :★★★★☆装着感:★★★★☆遮音性:★★★☆☆
音の傾向:フラット
得意な音楽:一通りOK
音場感 :普通(やや良い)
コスパ:○
◆総評:フラットな音質の優等生。装着感も良いためゲーミングヘッドホンとしても○
- 原音を損なわないフラットな音質の万能型で様々なジャンルに対応できるヘッドホンです。
- 装着感良好で長時間の視聴、ゲーム等にも向きます。(人により合わない場合もあるようです)
- 新品で2万円近いハイエンド寄りのモデルですが、1万円台で買えるヘッドホンとしてはコスパは良いです
◆まとめ:音質、装着感共にハイレベル。当ブログのベンチマーク機種
定番ヘッドホンメーカーのゼンハイザーのamazon限定モデルです。
癖がなく使いやすいため使用頻度が高いヘッドホンで、第一回に紹介しました。
元はHD595というロングセラーヘッドホンがあり、これから派生しているモデルです。HD595は3万円近くしていたと思いますが、本機は当時より安くなっており、コスパは良いと思います。
音質は原音を損なうことがないフラットな特性で、他の音の邪魔にならない程度に過不足なく出る低音と、耳障りなく綺麗に出る高音でバランスが良いです。
加えて音の分解能もレベルが高いです。癖がない特性かつ高音質というところがロングセラーモデルとして支持される理由だと思います。
当ブログではヘッドホンレビューをしていますが、ベンチマークとしてこのヘッドホンを良く使用しています。癖が無く優等生なので基準にうってつけです。
音に刺激が欲しい方には癖のなさが退屈ともとられるかも知れませんが、聞き疲れや高音の刺さり等も無く、長時間ゆっくり音楽を視聴する用途にも向きます。
映画やゲーム用途にもお勧めできます。
またゼンハイザーの本シリーズは装着感の良さが評判です。
ただ欧米人向けのやや縦に長い?頭の形でフィットするよう設計されているようで、人によっては違和感を感じることがあると聞きますので、店頭などで一度試着してみることをお勧めします。
(口コミでは日本人にも概ね評判は良いです)
遮音性については密閉型ながらそれなりに周囲の音も拾うので、電車などで使いたい方はノイズキャンセリング機能を持つものや、より遮音性の高いヘッドホンが良いと思います。(電車で本品をつけている人はあまり見かけませんが…)
※追記:本品の派生元の開放型ヘッドホンHD598をレビューしました。
両者の比較と、開放型と密閉型の違いについても簡単に解説していますので下記リンクをご覧ください。
第5回おすすめヘッドホンレビュー SENNHEISER HD598