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ワイヤレスヘッドホン

【徹底比較】五千円~一万円で買える!高コスパなワイヤレスヘッドホン厳選5選

どせいです。今回は五千円~一万円で買えるワイヤレスヘッドホン厳選5選を比較レビューします。

ワイヤレスヘッドホンは一昔前は音質が良いものというと2万円以上の一握りの製品でしたが、近年は1万円以下でもかなり音質が良いものが増えており、かつノイキャンや専用アプリに対応したコスパに優れた製品が増えています。

今回は100台以上のヘッドホンを使ってきたヘッドホンオタクが厳選するコスパに優れたワイヤレスヘッドホンを紹介し、各ヘッドホンを比較してみました。

 1.Anker Soundcore Life Q30

Anker Soundcore Life Q30はコスパに優れた製品群で知られるAnkerのワイヤレスヘッドホンで、1万円以下のワイヤレスヘッドホンの定番品です。

この価格でノイキャン(外音取り込み切り替え可能)、専用アプリによるイコライザーの設定と欲しい機能が全部入りになっています。

また音質も良好で、かつ長時間作業用等にも使われるワイヤレスホンで大事な装着感が抜群で、かなり総合力が高い高コスパワイヤレスヘッドホンです。


Anker Soundcore Life Q30 製品スペック・外観レビュー

メーカ ANKER アンカー
タイプ ダイナミック密閉型
重量 約260g
再生時間 最大40時間※ノイズキャンセリング使用時
ノイズキャンセリング 有り ON/OFF 外音取り込み
専用アプリ 対応
参考価格 8990円


重量は260gで、バッテリーが入っているワイヤレスヘッドホンとしてはなかなかの軽さです。

軽量ながら製品の質感は安価ながら安っぽい感じは無く、作りの良さを感じさせます。
再生時間はノイキャン使用時でも40時間使用可能で、一日外出していても十分持ちます。
ノイキャンはON/OFFと外音取り込みモードを側面のタッチセンサーで切り替え可能で、とっさの対応も便利です。

さらに専用アプリに対応しており、イコライザーで音質調整可能、ノイズキャンセリングの切り替え、睡眠モードのカスタムと多機能です。

Anker Soundcore Life Q30音質レビュー(5段階)

Anker Soundcore Life Q30 5段階音質レビュー 
音質 :

装着感:

遮音性:

音の傾向:やや低音寄り※イコライザーで調整可

得意な音楽:万能

音場感(音の広がり、定位感):普通

音質としては癖が無くフラットですが、やや低音が強めです。傾向としては繊細な音というよりは元気良く音楽を聴ける音作りで程よい低音でロック、ポップス全般を楽しく聴けます。

低音がやや大きすぎると感じる場合も付属アプリのイコライザーで調整可能で、低音をやや小さくすることでより原音に近いフラットな音に近づきます。

解像度もこの価格のワイヤレスヘッドホンとしては期待以上で、同価格帯の有線ヘッドホンに引けを取らないレベルで、Ankerらしいコスパの高い製品です。

一方音場感は密閉型のためそこまで広くはなくそこそこという所です。
全体的にレベルが高い製品ですが、本機は特に装着感が素晴らしく、眼鏡をかけていても長時間使用が苦にならない点も、移動用や作業用として使用する場合に最適です。

総評:Anker Soundcore Life Q30の良い点、悪い点まとめ

●良い点

  • この価格帯では必要十分に良好な音質。ロックポップスを楽しく聴ける音作り
  • 装着感が秀逸。眼鏡をつけていても長時間快適
  • ワンタッチでノイキャン切り替え機能が便利。専用アプリ対応で機能が充実

●悪い点

  • 音場はあまり広くない

個別レビュー記事はこちら↓
【レビュー】Anker Soundcore Life Q30 有線で音質評価。コスパ最高

2.EDIFIER W820NB

EDIFIER W820NBはAnker Soundcore Q30と同じく専用アプリ、豊富なノイキャン、優れた音質を兼ね備えた機種です。

EDIFIERというメーカにあまりなじみのない方も多いと思いますが、以前からスピーカー等の音響機器で知られているメーカーで、音質にこだわりを持つ方にも定評があるメーカです。

本機は様々な機能に加えて、特にクリアな音質が際立つ製品で、筆者的にはこの価格帯で音質面だけでみると本機がベストと考えており、個人的に一押しの製品です。


EDIFIER W820NB 製品スペック・外観レビュー

メーカ EDIFIER
タイプ ダイナミック密閉型
重量 約220g
再生時間  49時間(通常モード)/29時間(ノイズキャンセリングモード) 
ノイズキャンセリング 有り ON/OFF 外音取り込み
専用アプリ 対応
参考価格 8990円


外観は黒一色にEDIFIREの金色のロゴのみとシンプルです。ただ必要最小限の装飾で機能美を感じさせる外観は中々良いです。ややプラスチッキーな感じもありますが、重量は220gと軽量です。

再生時間も十分長く、一日使用しても十分持ちます。ノイズキャンセリングは外音取り込みモードに加え、専用アプリでキャンセルレベルの詳細コントロールが可能です。

またカスタムイコライザで好みの音に調整したり、ゲームモード(低遅延モード)のON/OFFも可能でゲーム用にも使用できます。本機もAnker SoundCore Q30と同様に主要な機能は全部入っています。

さらにリラクゼーションサウンド(睡眠用音楽)の再生もアプリから可能で、youtube等を起動しなくてもアプリからワンタッチで聞けるのが便利です。

EDIFIER W820NB 5段階レビュー

EDIFIER W820NB 5段階音質レビュー 
音質 :

装着感:

遮音性:

音の傾向:フラット

得意な音楽:万能

音場感(音の広がり、定位感):普通


音質はこの価格のワイヤレスヘッドホンとは思えないほどクリアで見通しの良い音になっています。

この価格帯のワイヤレスヘッドホン全般として、やや低音重視のパワフルな音の製品が多い中、クリアさが際立つ製品です。音の傾向も多少低音と高音の味付けが程よい刺激が有りながら、基本はフラットでどんな音楽も万能的に再生可能です。

クリアな音質ゆえ解像度も悪くなく、音の輪郭をしっかりと捉えてくれます。このため、モニターヘッドホン的な使い方もありですが、原音忠実さという点では次に紹介するaudio technica ATH-M20xBTがおすすめです。

また装着感は概ね良好ですが、Anker SoundCore Q30と比べるとハウジングが小ぶりで、耳の中がやや窮屈です。音質は申し分なしですが、メガネ+長時間使用といった場合は△なのが惜しい点です。

総評:EDIFIER W820NB良い点・悪い点

●良い点

  • 価格以上の音質。クリアな音作りが好きな人に一押し
  • フラットで癖がなくどんな音楽も聴ける
  • 専用アプリやノイズキャンセリング等機能面も充実

●悪い点

  • イヤーパッドが小ぶりで多少耳に接触する。メガネ+長時間は△

総評としては音質面、機能面ともに素晴らしい完成度です。特にクリアさが際立つ音質が素晴らしく、1万円以下のワイヤレスヘッドホンとしては音質面はベストです。

欠点はやや小ぶりなイヤーパッドでメガネ+長時間が△な点が残念ですが、クリアな音が好きな方には本機がおすすめです。

個別レビュー記事はこちら↓
【レビュー】EDIFIER W820NB Plus 1万円以下ならこれ!音質、機能面も◎

3.AUDIO TECHNICA ATH-M20xBT

本機はオーテクの超定番モニターヘッドホンATH-M20xをワイヤレス化した製品で、元々の製品が価格以上の音質を持つ製品でしたが、原音忠実性に優れた音質はそのままに、価格を抑えてbluetoothを搭載して登場した製品です。

他社のワイヤレスヘッドホンはノイズキャンセルや専用アプリ、イコライザー等の機能を搭載した背品が多いですが、本機は特にそういった機能が無い(低遅延モードのみ)硬派な機種です。

機能面は他社には及びませんが、音質面は同価格帯の製品では優れており、モニターヘッドホンらしい高解像度な音が好みの方にお勧めの機種です。


AUDIO TECHNICA ATH-M20xBT 製品スペック、外観レビュー

メーカ Audio technica オーディオテクニカ
タイプ ダイナミック密閉型
重量 約216g
再生時間 最大60時間
ノイズキャンセリング 無し
専用アプリ 非対応
参考価格 8000円


製品の外観はモニターヘッドホンそのもので、外観は殆ど有線のATH-M20xとほぼ同じで、BT仕様になっていることを感じさせないほど質実剛健です。

ノイズキャンセリングや、専用アプリ等は非対応でとにかく音楽を聴くことに特化した製品です。必要最小限の機能となっていることもあってか連続再生時間は驚異の60時間となっており、一度充電すればしばらく充電不要なスペックです。

重量も216gとかなり軽量で、折り畳み可能なので持ち運びも便利です。

AUDIO TECHNICA ATH-M20xBT 5段階レビュー

AUDIO TECHNICA ATH-M20xBT 5段階音質レビュー 
音質 :

装着感:

遮音性:

音の傾向:フラット

得意な音楽:万能

音場感(音の広がり、定位感):普通


音質はフラットで原音忠実な音質に定評のある有線版ATH-M20xと遜色なく、非常に自然な音です。

ATH-M20xが低価格帯では貴重と言えるほど原音忠実な音を出してくれるヘッドホンですが、ワイヤレスでも健在といったところです。(特にワイヤレスヘッドホンはやや味付けが多い傾向なのでなおさら際立ちます)

モニターヘッドホンらしく解像度はこの価格帯ではピカイチで、この価格帯で音質のみを重視するなら本機が選択肢に入ります。

一方音場感はほどほどで、音作り的にもモニターヘッドホン的臨場感の乏しさがあります。機能面もノイキャンや専用アプリ等は無いため、ゲーム、映画用というよりは純粋な音楽用として使いたい方向けです。

総評:AUDIO TECHNICA ATH-M20xBT 良い点・悪い点

●良い点

  • 低価格帯では貴重な原音忠実なフラットな音質
  • 高い解像度でリスニング用としてもクリアで高解像度な音を楽しめる
  • Bluetooth接続でも有線と遜色ない音質

●悪い点

  • 良くも悪くも装飾がない音で映画やゲームには迫力不足
  • ノイキャン、専用アプリ対応無し

個別レビュー記事はこちら↓
【レビュー】audio-technica ATH-M20xBT 音質特化型ワイヤレス機

4.QCY H3

QCY H3はコスパに優れたワイヤレスヘッドホンが多く現れている昨今で、amazonのワイヤレスヘッドホン売り上げランキング上位に位置するヘッドホンです。

QCY社は中国有数の電子機器メーカで、元々有名メーカに部品やOEMとして製品を提供していたようですが、自社ブランドでblutooth製品を立ち上げたことで破格のコスパを達成しているようです。近年QCY社のイヤホンやヘッドホンをamazonで見るようになったのはこのような背景があるようです。

製品としては6000円台で買えるとは思えないほどの作りの良さを感じさせる製品で、音質、装着感、機能面も申し分無しです。ライバルとしてAnker Q30を意識していると感じさせる製品ですが、コスパで見ると本機がベストと言えるほど完成度が高い製品です。


QCY H3 製品スペック、外観レビュー

メーカ QCY
タイプ ダイナミック密閉型
重量 約260g
再生時間 最大60時間 (ノイズキャンセリング時35時間)
ノイズキャンセリング 有り ON/OFF 外音取り込み
専用アプリ 対応
参考価格 6980円


パッケージののサイズが小さいため、小型のヘッドホンかと思いきや、綺麗に折りたたんで収納されており、サイズ感はしっかりとフルサイズのワイヤレスヘッドホンです。

カラーはブラック、ネイビーブルー、ホワイトがあり好みの色を選べますが、シンプルながら中々洗練された外観で、6000円程度で買えるヘッドホンとは思えない質感です。

側面のボタンを押すことでノイズキャンセリング切り替えや、外音取り込みがワンタッチで切り替わるので便利です。また、専用アプリでイコライザーの切り替えやカスタムが可能と、この価格ながら必要な機能は全部入りとコスパの高さが際立つ製品です。

QCY H3 5段階音質レビュー

QCY H3 5段階音質レビュー  
音質 :

装着感:

遮音性:

音の傾向:ややドンシャリ(イコライザーで調整可)

得意な音楽:ロック、ポップス

音場感(音の広がり、定位感):普通~良い


第一印象としてはこの価格のワイヤレスヘッドホンとしてはかなり良い感じの音質で驚きました。音質はイコライザーなしではやや低音強めのドンシャリといった感じですが、元気の良さを感じさせる音作りでロック、ポップスを楽しく聴けるバランスです。

イコライザーを「ソフト」に変更すると元気の良さは減りますが、よりフラットに近いバランスで鳴らせるので、イコライザーの調整次第でかなり万能に聞ける機種です。
解像度は価格的にそこまでではありませんが、音楽を楽しめる音づくりです。

音場感も普通から良好で、格安ヘッドホンにありがちな耳のそばで鳴っている印象は無く、それなりに定位感を感じられます。

装着感は多少蒸れる感じはありますが、側圧は側まで強くなくフィット感が良好で、眼鏡でも長時間装着可能な部類です。

総評:QCY H3 良い点、悪い点

●良い点

  • 低価格ながら専用アプリ、ノイキャン完備。音質も〇
  • BOSEっぽい楽しく音楽を聴ける音作り。装着感も良い
  • 安価ながら作りが良い

●悪い点

  • やや低音偏重気味(イコライザーで調整可)
  • 長時間の使用は多少蒸れる

個別レビュー記事はこちら↓
【レビュー】QCY H3ワイヤレスヘッドホン この価格で専用アプリ+ノイキャン!音質も〇

5.SONY WH-CH520

WH-CH520はサイズ感は小型なコンパクトなヘッドホンで、携帯性に優れています。
音質は小型ながらSONYらしく元気の良い音です。

小型ゆえオンイヤー型(耳のせタイプ)のヘッドホンで長時間使用には向きませんが、低価格ながらSONYの上位機種と同じアプリ「Headphone connect」対応のヘッドホンで、イコライザーを感覚的に微調整可能で、価格の割に良好な音質と、機能の豊富さが売りの製品です。


SONY WH-CH520 製品スペック 外観レビュー

メーカ SONY ソニー
タイプ ダイナミック密閉型
重量 約147g
再生時間 最大50時間(充電時間3時間)
ノイズキャンセリング 有り ON/OFF 外音取り込み
専用アプリ 対応
参考価格 6000円

密閉型ヘッドホンで、コンパクトなオンイヤー型ヘッドホンです。重量は147gとかなり軽量です。オンイヤータイプ(耳のせタイプ)なので遮音性はほどほどというところですが、携帯性は良いです。

連続再生時間は最大50時間と十分で、3時間の充電でこれだけ長時間再生可能です。また本機は完全ワイヤレス専用機で、有線ジャックはありません。

外観はややプラスチッキーですが、シンプルながら洗練されたソニーらしいミニマルなデザインはかなり良いです。色は写真のブルーのほかにホワイト、ベージュがラインナップされています。

また本機の売りとして、ソニーの最上位機種のWH-1000XMシリーズと共通の専用アプリ「headphone connnect」に対応しており、様々な機能があります。

特にファインド・ユア・イコライザー機能は秀逸で、誰でも自分にとってベストなイコライザー設定を感覚的に見つけられる機能です。詳細は下記個別ページ参照ください

SONY WH-CH520 5段階音質レビュー

SONY WH-CH520 5段階音質レビュー  
音質 :

装着感:

遮音性:

音の傾向:フラット

得意な音楽:万能

音場感(音の広がり、定位感):普通


音の傾向はかなりフラットに近い音で、完全にフラットというよりはややスパイス的に多少低音の響きが豊かなソニーらしい元気な音です。

コンパクトさに見合わずパワフルな音ではありますが、解像度という点では多少の甘さはあり、高音のシャープさにはかけます。ただ元気のよい低音の音作りには光るものを感じます。

またイコライザーで低音をやや抑えて高音を多少強くすることで、よりフラットに近い見通しの良い音にチューンすることも可能です。

音場感についてもコンパクトなハウジングゆえ特別広くはないという感じです。
得意な音楽は、元気な音作りが活きるロックやポップスがおすすめですが、ファインドユアイコライザー機能で自分が良く聴くジャンルの曲に合わせイコライザーを微調整できる点でかなり万能性もある機種です。

総評:SONY WH-CH520良い点、悪い点

●良い点

  • フラット寄りのバランスの良い音質+程よい低音
  • ソニー上位機種と共用の専用アプリHeadphone connect対応
  • シンプルながら洗練されたデザイン

●悪い点

  • オンイヤータイプなので眼鏡との相性△
  • 音場はあまり広くない

個別レビュー記事はこちら↓
【レビュー】SONY WH-CH520 悪くない音質+ソニー最上位機種と共用アプリが秀逸

ワイヤレスヘッドホン厳選5選 特徴比較まとめ

以上、コスパに優れたワイヤレスヘッドホン5選を紹介しました!

どの製品も売れ筋の人気ヘッドホンですが、紹介したヘッドホンの特徴をざっくり特徴を下記にまとめました。

1.Anker Soundcore Life Q30 → 機能、音質、装着感のバランスが秀逸。低音寄りの音質

2.EDIFIER W820NB → クリアな音質が光る。音質は価格帯トップレベルだが装着感はAnkerよりやや劣る

3.AUDIO-TECHNICA ATH-M20xBT → ノイキャン、アプリ等は無い音質特化型。価格帯では貴重な原音忠実

4.QCY H3 → 低価格ながら音質、機能、装着感に優れる。Ankerと似ているがコスパは◎

5.SONY WH-CH520 → 小型ながらパワフルな音。オンイヤー型なので装着感は△。SONY最上位機種と共通の専用アプリを使用可能

いずれもコスパに優れた機種ですが、似ているようでそれぞれ特徴があることがわかります。本記事で最も自分に合う製品がみつかれば幸いです。

【参考記事】おすすめ有線ヘッドホン10選
下記に5000円~10000円で買えるおすすめ有線ヘッドホン10選も下記で紹介しています。有線ヘッドホンに興味があればこちらもどうぞ。
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